クウソウレストラン〜Kusuo〜

統合失調症経験者の雑日記

統合失調症経験者のお勧め〜対処③

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 お勧め〜対処②で、退院し別の病院へ行こうと決意したところで終わっていたので、その続きを。

今では『セカンドオピニオン』などと言われる言葉がよく聞かれます。

そこの病院の診察室の前にも、「他の病院の診察を受けたい方は、お申し付けください」というようなポスターが貼ってあったので、真摯に話せば大丈夫と、まずは退院を希望しました。理由を聞かれたので、もう一箇所、別の病院を受診したいと申し出たのです。そこは、入院の設備はないが、以前受診したことがあるという経緯も伝えました。

 

「まずはここでもう少し治療してから」

「自分の意思だけで退院はできない」

「もしよかったら、上の先生ともお話ししてみて」

と、担当医は私の退院に対して渋ります。

 

入院したばかりの頃に、幻覚に振り回され、病院を出ようとした行為があったためかもしれません。

そこで、長期戦に挑むことに。

とにかく病院内での生活は、きちんと送りました。勿論、それまでも、問題を起こすことなく過ごしていたのですが。

そして薬は飲んだふり…つまり、拒薬しました。こともあろうに、精神科の病棟での拒薬です!我ながらよくやったものだと思います。でも、そこまでしないと、体が辛く、きちんと過ごすことなど、到底無理だったのです。

そんな病院での生活が、

1ヶ月半以上続いたでしょうか…。

ある日、同室の方が、

「あなた、どうしてここにいるの?なんで入院する必要があるのか分からない。」

と声を掛けてくれました。

私も退院したいこと、けれども先生がOKを出してくれないことなどを話しました。

それに対して彼女は

「家族を使いなさい」

 

それを聞いた私はこれぞ天からの言葉!授かることができたと、早速母に助けを求めました。

母を通して退院を願い出てもらい、無事に退院することができたのです。

退院する際、薬について、 薬剤師さんより説明がありました。

「●✖️△□〜のような症状があったらすぐに医師に知らせてください。そのままにはしておけない副作用の症状なので、点滴などでお薬を体から出さなければならないので…。」

 

表現は違えど、同じような症状を医師に訴えたのに、適切な処置をしてくれていなかったことに、その時初めて気づいたのでした。

何がなんでも退院したかった私は、何も言わずにそこを去りました。

 

まだ少し、書き足したいことがあるのですが、まずはここまで。

 

それにしても…これは私がある程度の狡猾さ、意思を通せる状況があったからできたこと、なんです。

自分で判断し、行動できる状況にない方も、たくさんいらっしゃるかと思います。

やはり家族…そうでなくても、誰かの愛情による手助けは、何より大切なのだと思います。

 

田舎者で、教養など、あまり身についていない私の母ですが、本当に助かりました。

母のような年代の方達は、得てして「病院の先生の言うことをちゃんと聞いて、しっかり治して」という考え方です。それでも娘の訴えに応じて、退院まで、見事に漕ぎ着けてくれたのですから。

 

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最近、話題になっていて、もうご存知の方も多いと思いますが…

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是非、読んで欲しいと思います。

私が、今すぐできる対策として、ユニクロ、無印、などの関連している企業からは、とりあえず購入しない。あと、そのような企業にウイグル人の犠牲のもとに、安く商品を提供することをやめてもらえるよう、訴えることかな、と思っています。このような実態があることを、知って欲しいです。何も知らなかった自分の無知さに腹が立ちます。

衣類でも、食べ物でも、石油製品でも、なんでもそうですが、人殺しさせてまで、贅沢をしたい、もっと安く手に入れたい、などとは、思えないですよね。

私は、あまり裕福ではないので、しばらく贅沢はできません。衣類は、真っ当なところから購入するのはお金がかかるし。それでも、工夫して彩りのある生活を送ることができています。

まだまだ幸せなのです。

けれど、このままでは、明日の日本も危ないと思っています。

千里の道も一歩から。どんな小さなことでも、実践していきたいですね!

 

こちらの動画もご覧いただけたらと思います。


映画「カンタ!ティモール」監督トーク 2011.1.16 京都


映画『カンタ!ティモール』予告編

 

 
 
 
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